【1月7日 AFP】イスラエルのギドン・サール外相が6日、1991年にソマリアから一方的に独立を宣言したアフリカ東部「ソマリランド」を訪問した。ソマリアはこれを「無断侵入」と非難した。

イスラエルは先月、国連加盟国として初めてソマリランドを「独立した主権国家」として承認した。

ソマリランドはアデン湾沿いという戦略的な要地に位置し、独自の通貨、パスポート(旅券)、軍隊を有する。だが、ソマリアを刺激し、アフリカにおける他の分離主義運動を助長する恐れがあるため、国際的な承認を得るのに苦労している。

サール氏率いるイスラエル代表団は空港で高官らの歓迎を受け、ソマリランドを国家承認したことは「道義的に正しい」と述べた。

ソマリランドのアブディラフマン・モハメド・アブドゥラヒ大統領は共同記者会見で、イスラエルの「勇気ある」決断を称賛し、経済・開発の機会が開かれると述べた。

ソマリアはサール氏のソマリランド訪問に激怒し、「不法かつ無断の侵入だ」と非難した。

ソマリア外務省は声明で、「主権、国家統一、そして領土保全を守るため、あらゆる適切な外交的・法的措置を取る権利を留保する」と述べた。(c)AFP