【1月2日 AFP】ウクライナ国防省情報総局(GUR)は1日、ロシアの特殊部隊による暗殺計画を阻止するため、同国のウラジーミル・プーチン政権を敵視しウクライナ軍と共闘する武装集団「ロシア義勇軍団」のリーダーの死を偽装したと発表した。

ロシア西部に侵入する越境作戦を実施したロシア義勇軍団は12月27日、指揮官のデニス・ニキーチンことデニス・カプースチン氏が前線で戦死したと発表した。

だが、カプースチン氏は1日、GURのキリロ・ブダノフ局長とのビデオリンク方式でのブリーフィングに出席し、「復活」を祝福された。

GURは声明で、カプースチン氏暗殺計画は「侵略国ロシアの特殊部隊の命令によるもので、同部隊はその実行のために50万ドル(約7830万円)を費やした」と説明。

「包括的な特殊作戦の結果、カプースチン氏の命は守られ、ロシア特殊部隊内の首謀者および実行犯らが特定された」と付け加えた。

カプースチン氏は「軍団長として戦闘および特殊任務を継続する用意があると報告した」という。

カプースチン氏は極右やサッカーのフーリガンとつながりがあり、以前は総合格闘技のイベントを主催し、「ホワイト・レックス」という衣料品ブランドを経営していた。ロシア義勇軍団の戦闘員の中には、ネオナチ思想を公然と支持する者もいる。(c)AFP