トランプ氏、中国の台湾演習「懸念せず」
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【12月30日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は29日、台湾周辺での中国軍の実弾演習について、「懸念していない」と述べ、習近平国家主席が台湾侵攻を命じる可能性を否定した。
記者団に演習について問われると、トランプ氏は「習国家主席とは素晴らしい関係を維持しているが、演習については何も聞かされていない。それは間違いない」「彼が演習を行うとは思わない」と述べた。
演習を懸念しているかとの質問に対しては、「ノー。何も懸念していない」と回答。
「彼ら(中国)は20年間、あの海域で海軍演習を行ってきたが、今では人々の受け止め方が少し変わってきている」と付け加えた。
トランプ政権が台湾に110億ドル(約1兆7000億円)相当の武器売却を承認したのを受け、中国は29日、台湾の主要な港の封鎖を想定した軍事演習を開始した。
中華人民共和国(中国共産党)は台湾を統治したことが一度もないにもかかわらず、台湾は自国領土の一部だと主張しており、武力行使による併合も排除していない。
米国は数十年にわたり台湾が自衛できるよう尽力する一方、台湾が侵攻を受けた場合に米軍が介入するかについては曖昧な態度を保ってきた。(c)AFP