【12月29日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は28日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とフロリダ州の私邸「マーアーラゴ」で会談した。トランプ氏は、会談で「多くの進展」があり、ウクライナとロシアの戦闘終結の可能性は「数週間」で明らかになると述べた。

会談後の記者会見で、「我々は紛争の終結に向けて、かなり近づいている」と語り「うまくいけば、数週間。うまくいかなければ、長くかかるかもしれない」と述べた。

また、ロシアが割譲を求めているドンバス地域(ドネツク、ルハンスク両州)の扱いについて、「まだ解決していない。非常に難しい問題だが、解決すると思う」との見通しを示した。

トランプ氏は会談の冒頭、「我々は協議の最終段階にある」と述べ、ウクライナの安全を保証するための「強力な合意」が実現できるとの見通しを示した。

会談後にゼレンスキー氏は、来月に米ホワイトハウスで、欧州の首脳らを交えた協議をトランプ氏と行うことを明らかにした。

トランプ氏は会談に先立ち、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行い、「良好でとても建設的」だったと自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。その後、トランプ氏は記者団に、プーチン氏は「非常に真剣だ」と述べた。

トランプ氏はゼレンスキー氏との会談後にとプーチン氏と再び電話会談を行う予定。

一方、ロシアは28日、ウクライナに対し、ウクライナ東部のドンバス地域から軍を撤退させ、紛争を終結させるよう改めて求めた。

ロシア大統領補佐官のユーリ・ウシャコフ氏は記者団に対し、ウクライナは「遅滞なく」ドンバス地域から撤退するという「勇気ある決断」を下すべきだと述べた。(c)AFP