【12月27日 AFP】シリア中部ホムスにあるイスラム教アラウィー派が住む地域のモスクで26日、爆発があり、礼拝していた少なくとも8人が死亡した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が報じた。イスラム過激派グループが犯行声明を出している。

シリアで新政権が権力を掌握して以降、礼拝所での爆発は2度目。今年6月にはダマスカスの教会で自爆攻撃が起き、25人が死亡した。

過激派組織サラヤ・アンサール・アルスンナは、ホムスにあるイマーム・アリ・ビン・アビー・ターリブ・モスクで戦闘員が「複数の爆発物を爆破した」とテレグラムに投稿した。

この過激派組織はバッシャール・アサド前大統領が昨年失脚した後に結成され、6月の教会爆破事件でも犯行を認めていた。

SANAは保健省関係者の話として、少なくとも8人が亡くなり、18人が負傷したと報じている。

ホムスは、国内で大多数を占めるスンニ派が一番多く居住しているが、シーア派の分派であるアラウィー派が住む地域も存在している。

人権監視団やホムスの住民によれば、アサド政権崩壊後に少数派コミュニティーの住民が標的とされる拉致や殺害が報告されており、血なまぐさい宗派的事件が起きている。(c)AFP