【1月6日  People’s Daily】習近平(Xi Jinping)主席は2025年9月1日、「上海協力機構(SCO)プラス」会議の席で重要な演説を行い、グローバルガバナンスに関するイニシアチブを厳粛に提唱した。これは、グローバル発展イニシアチブ、グローバル安全イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブに続き、習主席が提唱したもう一つの重要なグローバルイニシアチブである。

グローバルガバナンス・イニシアチブは、中国がグローバルガバナンスの変革をリードすることで世界に貢献するという新しい理念であり、現行のグローバルガバナンス体制とメカニズムを調整・改革し、革新的に改善することを目指すものだ。国際社会が発展の機会を共有し、世界的課題に対応し、より公正で合理的なグローバルガバナンス体系の構築を推進し、「人類運命共同体」の方向に手を携えて向かうことに役立つものである。

グローバルガバナンス・イニシアチブは、主権の平等を奉じ、国際法の支配を遵守し、多国間主義を実践し、人間中心を提唱し、行動指向を重視する。このイニシアチブは「共に協議し、共に建設し、共に分かち合う」というグローバルガバナンス観を体現している。

中国が一貫して自国の利益を世界的な利益の中に置き、具体的な行動で多国間主義を実践していることを示す鮮明な証左であり、責任ある大国としての責任を果たす姿勢を明らかに示すものである。

グローバルガバナンス・イニシアチブは、顕著な時代性を備えており、既存のグローバルガバナンス体系に対する有益な補完と革新的な改善である。歴史を振り返ると、グローバルガバナンスは国際体系の確立と発展の過程で生まれたもので、国際構造と情勢の変化に伴って動的に調整されるべきものだ。

現在、百年に一度の大変革が深く進展し、新興市場国および発展途上国が集団的に台頭し、国際的な力関係に革命的な変化が起きている。しかし、広範な発展途上国の代表性と発言権は十分に反映されておらず、現行のグローバルガバナンス体系はそれに上手く適応せず、不整合が起きているという問題が、かつてないほど顕著になっている。

同時に、国際情勢は変動と混乱が入り混じり、強権と覇権的ないじめ行為は深刻な危害をもたらし、国際連合(UN)など多国間のメカニズムに重大な打撃を与えている。国際社会が直面する問題や課題はますます複雑化・多元化しており、どの国も独善的にその身を保つことはできない。

国際構造の変化を踏まえ、地球規模の課題への対応の必要性に着眼し、広範な協議とコンセンサスの形成に基づいてグローバルガバナンス体系を改革・改善することは、発展途上国の集団的台頭という国際政治の現実を反映し、ガバナンス・ギャップを補うという必然的な意義を持っている。

グローバルガバナンス・イニシアチブは、多国間主義の旗を高く掲げ、人間中心主義を提唱し、行動指向を重視することで、グローバルガバナンス体系の実行力と有効性を高め、世界的な課題に対してより適切に対応し、各国、特に発展途上国の利益に奉仕し、南北の発展格差を出来る限り解消し、世界各国の共通利益をより良く守ることを目指すものである。

中国は、責任ある大国として真の多国間主義を実践し、世界平和の建設者、地球規模の発展への貢献者、国際秩序の維持者、国際的な公共財の提供者としての確固たる姿勢を貫いている。新時代に入り、習近平主席は人類の未来と運命を胸に抱き、国際社会の期待に応え、「人類運命共同体」の構築を推進し、グローバル発展イニシアチブ、グローバル安全イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブを提唱し、人類共通の価値を発揚し、深遠な影響力を持つ重大な実践的措置を推進することで、多国間主義の新たな章を書き記し、国際関係の新たな境地を切り開いた。

グローバルガバナンス・イニシアチブの核心理念は、グローバルガバナンスの改革・改善に必要な原則、方法、道筋を明らかにし、グローバル・サウス(発展途上国)の平和を求め、発展を図り、協力を促進する声にさらに応え、グローバルガバナンスの改善と歴史的不公正の是正という差し迫ったニーズに沿うものだ。この核心理念によって、国際社会のより広範なコンセンサスを結集し、各国が手を携えて、より公正で合理的なグローバルガバナンスを推進し、平和、安全、繁栄、進歩という明るい未来を、必ずや切り開くことだろう。

2025年は世界反ファシズム戦争勝利80周年であり、国連創設80周年でもある。歴史は我々に、多国間主義と団結協力こそが地球規模の難題を解決する正しい答えであることを教えている。

中国は各方面と手を携え、グローバルガバナンス・イニシアチブを実践し、より公正で合理的なグローバルガバナンス体系の構築を推進し、グローバルガバナンス体系の変革を推し進め、「人類運命共同体」の構築を推進し、その成果が、より多く、より良く全人類に恩恵をもたらすように努めていく。(c)People’s Daily /AFPBB News