【12月21日 AFP】イスラエル軍は20日、今週シリア南部でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」関係者のジハード主義(聖戦)者と疑われる人物を拘束したと発表した。

声明によると、イスラエル軍は17日に「シリア南部ラフィド地域でISと関係するテロ容疑者を拘束する作戦を完了した」「容疑者はイスラエル領内での追加手続きのため移送された」と述べた。

国営シリア・アラブ通信は同日、同国南部クネイトラ県でイスラエル軍の侵入があったと報じていた。

バッシャール・アサド政権崩壊後、イスラエルはゴラン高原のシリア軍と同国軍を隔てる国連(UN)管理の緩衝地帯に部隊を進め、繰り返し越境行動を行っている。(c)AFP