「高級品より実用品」…韓国観光客の消費に変化
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【12月19日 KOREA WAVE】韓国を訪れる外国人観光客のショッピングの在り方が大きく変化している。高級ブランド品に集中していた従来の消費スタイルから、実用性と個人の趣向を重視した“ライフスタイル型”の買い物が主流となりつつある。
韓国観光公社は12月16日、訪韓外国人の消費動向に関する分析結果を発表した。この調査は2018年から2025年9月までの外国人カード決済データを用いて進められた。
調査によると、訪韓観光客の総消費においてショッピングの比率は51%と最も高く、観光産業の構造変化を示す重要な指標とされている。
特に中価格帯の実用品を“複数回に分けて購入”するスタイルが主流になった。過去と比較すると、購入1回あたりの平均支出額は15万ウォンから12万ウォンに減少したが、個人あたりの総支出額は83%増加している。この背景には、購買回数が124%も増加したことがある。
特に目立つのは、「Kライフスタイル雑貨」への需要拡大だ。2025年1〜9月のデータでは、カプセルトイ(+142.0%)、文房具(+48.7%)、書店(+39.9%)などの分野でカード決済件数が大幅に増加した。
“韓国らしい感性文具”として知られる「アートボックス」の利用も好調で、仁川・永宗島(+550.0%)、ソウル・梨水(+325.0%)、釜山・西面(+85.4%)など、空港周辺からローカルエリアまで広がっている。
ファッション分野では、アクセサリー(+33.0%)、スポーツウェア(+32.8%)、アンダーウェア(+59.1%)などが高い伸びを示した。特にアンダーウェアはパンデミック後に注目を集めた品目で、日本(+16.7%)や米国(+15.8%)に加え、シンガポール(+139%)、台湾(+114%)などでも人気が高まっている。
美容・健康関連商品の消費も高い成長を維持しており、2018年〜2024年に年平均+19.1%、今年はさらに+40.4%増加している。化粧品(+35%)、薬局(+67%)、健康食品(+75%)など、すべての分野で大幅な伸びが確認された。
薬局での消費も従来の“治療薬”から、“日常ケア”用へとシフト。軟膏、湿布、サプリメント、常備薬などが人気となっており、台湾(+342%)、リトアニア(+304%)などでの利用増が顕著だ。
また、健康食品(特に紅参・高麗人参)の需要は前年比+75.1%と、K-ビューティを超える勢いで拡大している。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News