【12月16日 AFP】米北西部ワシントン州のシアトル近郊で大雨により堤防が決壊したとして、緊急事態当局が15日、周辺住民に避難を呼びかけた。

ワシントン州キング郡の緊急事態当局によると、シアトル南郊のタクウィラを流れるグリーン川沿いで、デシモン堤防が決壊した。

米国立気象局(NWS)は、この地域の4万6000人以上の住民を対象に、鉄砲水警報を発令した。

NWSシアトル地域事務所はX(旧ツイッター)への投稿で、「危険な状況にあり、避難経路がいつ失われてもおかしくない」と警告し、タクウィラ、レントン、ケントの一部地域の住民に対し、直ちに避難する必要があると呼びかけた。

洪水の影響で、周辺では複数の幹線道路が通行止めとなった。また、市外へ向かう別の道路が避難者で混み合い、渋滞している様子がワシントン州交通局のライブカメラ映像で確認された。

ワシントン州兵はすでに大雨対応のため動員されているが、今回の堤防決壊を受け、避難支援のため部隊を現地に派遣すると明らかにした。

米太平洋岸北西部地域やカナダ西海岸では数日間にわたり激しい雨が降り続き、広い地域で洪水が発生し、住民が避難を余儀なくされている。(c)AFP