【12月16日 CGTN Japanese】中国南部の広東省では12月11日、全国で初となる「現代騎手学院(現代ライダー学院)」が正式に設立されました。同学院は広州職業技術大学内に設けられ、フードデリバリー配達員や宅配員を対象に、学歴取得と技能向上を同時に実現する教育プログラムを提供します。

設立式典では、広東省教育庁の林如鵬庁長は「職業教育の中心は産業と教育の融合にある」と述べ、学校と企業が運命共同体として連携し、教育・人材・産業・イノベーションの各チェーンを一体化させるモデルを構築すると強調しました。

同学院のカリキュラムは配達業務に必要なスキル向上と職種転換の需要を踏まえて設計されています。広州職業技術大学が持つ産学連携プラットフォームや研修拠点を活用して、将来的には企業と連携した「注文式クラス(企業オーダーメード型クラス)」も設置する方針です。カリキュラムは段階的に習得できる体系として開発されています。

また、デリバリーライダーは多忙な勤務形態が一般的で、まとまった受講時間を確保しにくいのが大きな課題です。この点について、同学院の欧陽麗副校長は、学生のニーズに応じて三つの受講形式を用意すると説明しました。

同学院は来年上半期の開講を予定しており、初年度の受講規模は約500人を見込んでいます。長期課程は3年で、短期課程は1~2カ月のカリキュラムが中心となります。学費について、受講者の自己負担を最小限に抑える方針で、学院側は費用面の不安を取り除く支援策を講じているということです。

中国ではフードデリバリー市場が急成長しており、広東省で設立されたライダー学院は人材育成を通じて産業の質の向上を図る新たな試みとして注目されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News