【12月15日 AFP】米当局は14日、北東部の名門大学群「アイビーリーグ」に属するブラウン大学で2人が死亡した銃乱射事件で、拘束されていた参考人を釈放すると発表した。米当局は同日早く、この参考人を拘束していた。

事件は13日、ロードアイランド州プロビデンスにあるブラウン大学の試験が行われていた建物で発生し、2人がなくなり、9人が負傷した。

プロビデンスのブレット・スマイリー市長は「まもなく、きょう拘束した参考人を釈放する」と述べた。

ロードアイランド州のピーター・ネローニャ司法長官は「彼を参考人とみなす根拠はないと言ってよいだろう」「そのため釈放される」と述べた。

当局は容疑者の追跡を続けるとしながらも、捜査の進展についてはほとんど詳細を明らかにしていない。

ネローニャ司法長官は「率直に言って、われわれはまだ殺人の容疑者を追っている。作戦を明かすわけにはいかない」と続けた。

当局は、1階の教室で発砲した後に、人気のない通りを足早に歩く容疑者の後ろ姿を映した10秒間の映像を公開している。(c)AFP