【12月15日 KOREA WAVE】
MUSINSA提供(c)news1
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韓国のカジュアルファッションブランド「MUSINSA STANDARD(ムシンサスタンダード)」が、11月27日に新たにオープンしたスターフィールド高陽店およびリニューアルオープンした弘大(ホンデ)フラッグシップストアにおいて、開業から4日間で合計10億ウォン(約1.1億円)を超える売り上げを記録し、順調なスタートを切った。ムシンサが12月4日に明らかにした。

スターフィールド高陽店は地下1階に位置し、オープン後の週末4日間で累計来店者数は5万5000人に達した。この店舗は首都圏北部エリアで最大級の規模を誇り、高陽・一山(イルサン)地域の都市構造と生活圏に即した戦略が奏功したと見られる。

商品カテゴリも大幅に拡大されており、メンズ・ウィメンズ・キッズに加え、ビューティー・ホーム・ジュエリーなど、幅広いファッション・ライフスタイル商品を取り揃え、多様な年齢層の需要に対応した。

地名「高陽(コヤン)」にちなんだユニークなキャンペーンも、話題性の向上に一役買った。たとえば、名前に「コ」または「ヤン」が含まれる顧客や、猫・犬の写真を提示した顧客に特別ギフトを提供するなど、地域名を創造的に活用したプロモーションが注目を集めた。

リニューアルオープンした弘大フラッグシップストアも、出店から4年で店舗面積を2倍に拡張し、商品構成を大幅に増やしたことから大きな関心を集めている。

また、Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス』とのコラボポップアップストアも人気を呼び、11月27日から29日までの週末期間中には毎日150人以上の客が開店前から列を作ったという。

ムシンサスタンダード関係者は「商圏特性に合わせて商品カテゴリとラインアップを拡大し、オフラインでのブランド体験を強化した点が、顧客の関心につながった」と語った。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News