チャールズ英国王、26年からがん治療削減と明かす
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【12月13日 AFP】英国のチャールズ国王は12日、「朗報」として来年から治療が削減されると明らかにした。
がん闘病について公然と語るという王室のタブーを破ってきたチャールズ国王は、がん研究のための年次テレビ募金キャンペーンに合わせて撮影された珍しい「個人的メッセージ」の中で、英国民に対して国内の検診プログラムを活用するよう呼びかけた。
チャールズ国王は、「本日、早期診断、効果的な介入、そして『医師の指示』を守ったおかげで、私自身のがん治療の予定が新年から削減できるという朗報を皆さんと共有できる」と述べた。
「早期発見こそが治療の過程を変える鍵であり、医療チームに貴重な時間を与え、患者にとっては希望というかけがえのない贈り物をもたらす」
2024年2月、チャールズ国王は非公表の種類のがんと診断されたことを発表していた。
チャールズ国王は、自身がどの種類のがんを患っているのか、またどのような治療を受けているのかは明らかにしていない。
キア・スターマー英首相はX(旧ツイッター)への投稿で、「早期がん検診は命を救う」と述べ、国王の治療が新年から縮小されることを「国全体を代表してうれしく思う」と続けた。(c)AFP