【11月16日 AFP】ラグビーテストマッチは15日、英ウェールズのプリンシパリティ・スタジアムで行われ、日本は最終盤にジャロッド・エバンズに逆転のペナルティーゴール(PG)を決められ、ウェールズに23-24で敗れた。

試合終了の笛が鳴った際のウェールズの選手たちの喜び方は、この勝利がどれほど重要だったかを物語っていた。

一方で日本は、自分たちのミスに悔しさを募らせた。試合を優勢に進め、前半にはウェールズが2人多い状況でも相手を圧倒する場面があったが、ハンドリングミスや判断ミスが大きな代償を招いた。

エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「こんな形で負けるのは本当に辛い」とし、「結局のところ、最後の5分間でプレッシャーに十分対応できなかった。そうでなければ、歴史的な勝利を手にしていたはずだ」と述べた。

ウェールズはこれで、2023年から続いていたホームでの連敗を10で止め、世界ランキングでは日本を上回ることを確実にした。これにより、2027年W杯オーストラリア大会の組み合わせ抽選会では、第2バンドにとどまることが可能となる。(c)AFP