【12月11日 CGTN Japanese】中国・ブラジル科学技術革新センターが12月8日、リオデジャネイロで正式に設立され、発足式典が行われました。

同センターは中国海洋石油集団有限公司、ペトロブラス(ブラジル国営石油会社)、中国石油大学(北京)、リオデジャネイロ連邦大学が共同で設立したもので、中国・ブラジル卓越エンジニア学院も同時に設立されました。

同センターは、エネルギー分野における先端技術の研究開発や成果の実用化に焦点を当て、協力4者の優位性を統合し、中国海洋石油集団とペトロブラスの産業界における経験を生かし、中国石油大学(北京)とリオデジャネイロ連邦大学の科学研究革新能力を結集して「産学研連携と成果応用」が深く一体化した協力体系を構築します。

中国海洋石油集団の張伝江董事長は、同センターの運営が両国の海洋エネルギーにおける新たな質の生産力の育成に一層拍車をかけ、深海ガスの探査や洋上風力発電などの新興産業を中心に科学技術革新による両国の産業転換を後押しし、双方のエネルギー分野での相互補完性をより拡大していくことに期待を寄せました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News