【12月9日 CGTN Japanese】世界初の3.5万トン級重荷重列車編成運行試験が12月8日、内蒙古自治区包頭市と陝西省神木市を結ぶ石炭輸送専用線の包神鉄道で成功しました。 

今回の試験における最大の難点は、それぞれ5000トンの貨物を積載している7編成の列車を、従来の機械式連結器を使わず、中国が独自に開発したインテリジェントシステムのみに依存し、無線通信を通じて7編成の貨物列車を同時加速・同時制動させ、実験の全行程で列車の衝突や連結解除を防ぐことにあります。 

このシステムは、総合エネルギー企業の中国神華エネルギーが複数の機関と共同開発したもので、中国が独自に遂げた革新的な技術成果です。今回の試験の成功により、中国は鉄道を新規に建設することなく、貨物輸送能力を50%以上向上させることができるとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News