「ボベドリーム」(c)news1
「ボベドリーム」(c)news1

【12月09日 KOREA WAVE】韓国の代行運転手が、依頼を受けて運転した外国車マセラティ(maserati)の小さな擦り傷をめぐり、3000万ウォン(約318万3000円)もの修理費を請求され、憤っている。

11月24日にオンラインコミュニティ「ボベドリーム」に投稿された内容によると、40代の運転手は、車主から「段差では慎重に」と注意を受けていたため、車高の低いマセラティを注意深く運転していた。

しかし、マンションの段差を越える際、前のバンパー下部がわずかに接触。確認すると、ごく小さな擦り傷があった。以前の傷かどうかは不明だったが、運転手は指摘を受けて保険で処理することにした。

すると車主は、ヘッドランプやバンパーなどの交換を求め、総額2000万~3000万ウォン(約212万2000円~約318万3000円)規模の修理費を保険会社に請求した。

その後の調査で、このマセラティは2024年に約7000万ウォン(約743万7000円)で取引された中古で、接触部分に以前から傷があった証拠も見つかった。

また、見積もりも正規ディーラーではなく、自ら算出して保険請求した疑いが浮上。現在、運転手と保険会社は保険金詐欺の可能性を視野に入れて調査を進めている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News