【12月7日 AFP】25-26フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナルは6日、愛知県名古屋市のIGアリーナで男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、イリア・マリニン(米国)が世界最高の238.24点を記録し、合計332.29点で優勝を飾った。

「4回転の神」の異名通りのパフォーマンスを披露したマリニンは、五輪金メダルの最有力候補であることを証明した。

4日のショートプログラム(SP)では、今季初めてとなる4回転アクセルを試みたものの失敗し、不本意な3位となっていたが、FSではこのリスキーな技を見事に成功させると、その後のルーティンでも華麗な演技を見せた。

マリニンは、自身が持っていた世界最高得点を約10点上回った。

SP首位の鍵山優真は終盤でミスがあり、FSで4番手。合計では302.41点で2位となった。3位には292.08点で佐藤駿が続いた。(c)AFP