香港の竹足場、高層住宅火災で巻き起こる議論
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■異国情緒への非難
SNS上では、火災の長さや激しさにもかかわらず、竹の足場の大部分が目に見えて残っていると擁護する声もあった。一部には火災報道で竹に過度な焦点を当てるメディアを批判する声も上がっている。
香港研究者の梁啓智氏はスレッズに「火災の主因として竹の足場を挙げるのは、本質的に異質でエキゾチックなものを責めることに他ならない」と投稿。また香港在住ジャーナリストのトム・グランディ氏はX(旧ツイッター)で「アイデンティティー政治が議論の一部になっている」と指摘した。
竹製足場労組の組合長はラジオ番組で、竹は「燃えにくい」と述べ、政府に難燃性素材の使用基準強化を求めている。
何教授は、火災が急速に広がった最も大きな要因は発泡ボードだったと強調した。
香港安全実務者協会の会長はネットが原因とし、「金属足場に切り替えてもネットは必要だ」と述べ、地元建設労組の組合長はさらに、「竹でも金属でも、管理が適切に行われ、規制が厳格に守られていれば、どちらも比較的安全だ」と話している。(c)AFP