韓国半導体大手、食べられる「チップ」発売
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【11月29日 AFP】韓国の半導体大手SKハイニックスは、ビールによく合うサクサクとした食感の新しい「チップ」を発売した。
1袋385カロリーの新製品「HBMチップス」ははちみつバナナ味で、商品名は「Honey(はちみつ)」「 Banana(バナナ)」「 Mat(韓国語で味)」の頭文字をとったものだが、AI(人工知能)向けとして大きな需要がある同社の主力製品HBM(広帯域メモリー)と、半導体を意味するチップも意識している。
SKハイニックスの従業員は27日、AFPの取材に対し、この「半導体型」のチップスは「半導体を日常生活に近づけ、人々にもっと身近に感じてもらうための取り組み」だと語った。
米半導体大手エヌビディアのサプライヤー(供給業者)であるSKハイニックスは、2013年に世界初のHBMを開発し、現在もHBM市場で大きなシェアを占めている。
SKハイニックスは新製品について、「技術的な形状と感覚的な風味の融合」と表現し、今週で販売を開始したコンビニエンスストア大手セブンイレブンとのコラボレーション商品だと語った。(c)AFP