東南アジアで豪雨による水害、300人以上死亡
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【11月29日 AFP】東南アジア各地で数日にわたって豪雨による水害が発生し、インドネシア、タイ、マレーシアで300人以上が死亡した。当局が28日、明らかにした。
雨季の豪雨と熱帯低気圧が相まって、3か国各地で水害が発生し、住民が屋根の上に取り残されたり、村全体が孤立したりした。
インドネシア当局は、スマトラ島で最も被害の大きい地域への救援に苦慮している。一方、タイ南部の病院では、遺体安置所の収容能力を超えたため、遺体を保管するために冷蔵トラックを投入した。
スマトラ島の当局によると、今週発生した水害とそれに伴う土砂災害により、少なくとも174人が死亡、80人近くが行方不明となっている。
国家災害対策庁のスハリヤント長官は、救助隊が孤立した地域に到達するにつれて、死者数が増える可能性があると述べた。
タイ南部ソンクラー県ハートヤイも大きな被害を受け、住民は屋根にしがみついてボートによる救助を待っている。
タイ政府のシリポン・アンカサクルキアット報道官によると、南部各地で少なくとも145人が死亡した。
犠牲者の大半はソンクラー県で報告されており、現地の病院の職員は、遺体を収容するスペースがなくなり、冷蔵トラックに頼っていると述べている。
対応の遅れへの批判が高まっており、地方当局者2人が対応を怠ったとして停職処分を受けた。
マレーシア北部ペルリス州でも豪雨による水害が発生し、2人が死亡した。(c)AFP