MAGAなのに米国拠点じゃない? Xの「アカウントの所在地」表示機能で成り済ましあらわに
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■問題点
二極化した政治情勢を反映し、一部の右派の著名人も、疑わしい場所から投稿しているように見える左派ユーザーを非難した。
だが、Xは「国または地域は正確でない可能性があります」と警告しており、ユーザーがアカウントの所在地をクリックすると、ポップアップが表示され、「このデータは正確ではない可能性があります。一部のインターネットプロバイダーは、ユーザーが指定しなくても自動的にプロキシを使用することがあります」と表示される。
ビア氏はこの機能のリリース後、「いくつか問題点があるが、25日までに解決される」と述べている。
ビア氏は23日夜に、「アップグレード」を近日中に実施し「精度を99.99%にする」と述べた。
一部のユーザーは、新機能を批判し、独裁国家の反体制派や活動家の所在地が明らかになる可能性があると警告した。だがビア氏は、言論の自由がない国のユーザー向けに、この機能には地域のみを表示するトグルスイッチが含まれていると述べた。
機能実装直後、膨大なフォロワーを抱える成り済ましと見られるアカウントが突然削除された。
トランプ氏の長女イヴァンカ氏のファンアカウントを装ったXアカウントは、ユーザーから所在地がナイジェリアと記載されていると指摘された後、凍結された。
100万人のフォロワーを抱えるこのアカウントは、トランプ氏を支持するコンテンツに加え、イスラム教嫌悪や反移民のメッセージを定期的に投稿していた。
テクノロジープラットフォームがコンテンツモデレーションを縮小し、人間のファクトチェッカーへの依存を減らす中、偽情報研究者たちは、西側諸国で政治的混乱を起こそうとするロシアや中国の活動家、そして経済的利益を狙う海外のインフルエンサーによる脅威が増大していると警告している。
ジョージア工科大学のエイミー・ブルックマン教授はAFPに対し、この新機能は「今のソーシャルメディアが抱える根本的な問題を浮き彫りにしている。つまり、金で雇われた行為者たちが注目を集める難しい問題に介入し、意図的にあおっているということだ」「これは難しい状況であり、人々が悪質な行動をとらないような、より信頼できるプラットフォームが必要だと私は考えている」と語った。(c)AFP