千葉百音と鍵山優真が逆転優勝、フィンランディア杯
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【11月23日 AFP】25-26フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ、第6戦フィンランディア杯は22日、フィンランド・ヘルシンキで行われ、女子シングルでは千葉百音、男子シングルでは鍵山優真の日本勢がそれぞれ優勝を飾り、ともに12月に名古屋で行われるGPファイナル進出を決めた。
千葉はこの日のフリースケーティング(FS)で5本の3回転ジャンプを成功させると、印象的なスピンとステップを披露し、合計217.22点でショートプログラム(SP)首位のアンバー・グレン(米国)を逆転した。
第3戦のスケートカナダに続く連勝を飾った千葉は、トップ成績でGPファイナルに臨む。
昨年のGPファイナル覇者であるグレンが合計213.41点で2位となり、SP6位だった松生理乃が合計193.21点で3位銅メダルを獲得した。
住吉りをんは合計178.26点で7位だった。
一方で鍵山は、ライバルたちがミスを重ねる中でSP3位から順位を上げ、第4戦NHK杯に続く優勝を果たした。
高難度のFSでの演技を披露した鍵山は4回転トーループでの転倒があったものの、SPでのミスを挽回して合計270.45点を記録した。
SP首位のアダム・シャオイムファ(フランス)は着氷の乱れが目立ち、合計256.89点で2位、合計253.61点でスティーブン・ゴゴレフ(カナダ)が3位に入った。
山本草太は合計238.45点で6位だった。(c)AFP