■生命の兆候を求めて

この彗星は今年7月に発見されて以来、大きな話題を呼んでいる。太陽系外から飛来した恒星間天体として確認されたのは、これが3例目にすぎないためだ。

初めて観測されたのは2017年に発見された「オウムアムア」で、当時も同様の議論と興奮を巻き起こした。

その際も、ハーバード大学のアビィ・ローブ教授はオウムアムアが宇宙船であるという説を支持し、後に著書でもその物議を醸す立場を擁護した。

今回もローブ教授は、3I/Atlasに関して科学界が開かれた心を欠いていると批判している。

ローブ氏はAFPの取材に「もちろん自然物かもしれない」としつつ、「だが、もし人工物であれば人類にとって極めて重大な意味を持つ。だからこそ技術的な可能性も考慮すべきだ」と述べた。

しかし、NASAはこれに同意していない。

NASA副長官のアミット・クシャトリヤ氏は「私たちは宇宙で生命の兆候を見つけたいと強く願っている…しかし、3I/Atlasは彗星である」と会見で述べた。