イスラエルが新たにガザ空爆、5人死亡 仲介国カタールは停戦に懸念
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【11月21日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区の民間防衛当局によると、20日にイスラエル軍の新たな空爆で5人が死亡した。停戦の仲介役であるカタールは、攻撃再開によりイスラエルとイスラム組織ハマスの間で数週間続いている脆弱な停戦を損ねる恐れがあると非難した。
ハマスが管轄する民間防衛機関のマフムード・バッサル報道官はAFPに対し、南部ハンユニス東側での空爆と砲撃により5人が死亡し、数人が負傷したと述べた。病院によると死亡した5人のうち3人は家族で、1歳の女児も含まれていた。
イスラエルは10月10日に開始された停戦中もハマスの拠点を標的とした攻撃を繰り返しており、ハマス管轄のガザ保健省によると、これまでに312人以上のパレスチナ人が死亡している。
停戦合意の下、イスラエル軍はガザから「イエローライン」と呼ばれる境界線の内側に撤退している。
イスラエル政府のショシュ・ベドロシアン報道官は、ハマスが「停戦を継続的に違反している」とし、「テロリストがイエローラインを越えている」と主張。「イスラエルは自国と国民を守るために独自に空爆を決定した」と述べた。
ハマスは、停戦を仲介したドナルド・トランプ米大統領らに対し、イスラエルへの圧力を強めるよう求めた。ハマスの報道官ハゼム・カッセム氏はAFPに、「この違反は、仲介者がイスラエルに圧力をかけ、停戦合意を守らせるための真剣かつ効果的な行動を必要としている」と述べた。(c)AFP