【11月22日 CGTN Japanese】ガザ地区メディア事務所は11月19日、声明を発表し、イスラエルが継続的で、深刻かつ系統的に停戦協定に違反したことを強く非難しました。声明によると、これまでにイスラエルによる停戦協定の違反行為は393件が相次いで記録され、子供、女性、高齢者を含む少なくとも279人のパレスチナ民間人が死亡し、652人が負傷し、35人が拘束されました。
 
声明によると、イスラエルの攻撃には、住民、家屋、コミュニティー、避難民のテントへの直接攻撃が113回含まれているとのことです。また、装甲車が17回「イエローライン」を越えて住宅地や農地に深く入り込んだほか、174回の砲撃と空爆、民家や民間施設などに対する85回の爆破も含まれます。

声明はまた、「これらの行為は国際人道法とジュネーブ条約に対する重大な違反であり、ガザの破壊を拡大し、ガザの人々に集団懲罰を科すことを目的としている」と強調し、イスラエルが停戦協定を破壊し、ガザ地区の安全と安定を脅かそうとしていることを示していると述べました。さらに、「イスラエルの関連行為を強く非難し、その関連責任を追及するよう求め、イスラエルの継続的な侵略行為は停戦維持に向けたいかなる努力も破壊する」と指摘しました。

声明は最後に、関係者と国連安全保障理事会に対して、イスラエルの攻撃を制止し、停戦協定を厳格に順守させ、エスカレートする違反行為を制止するための確実な行動をとるよう呼びかけました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News