米国、新和平案でウクライナに領土割譲迫る
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【11月20日 AFP】ウクライナに対する米国の新たな和平提案では、ウクライナが領土を割譲し、軍隊を半分以下に縮小する内容が含まれていることが、19日、情報筋により明らかになった。この提案は、ロシアが戦争終結の条件として掲げてきた最大限の要求を繰り返すものであり、ウクライナはこれを一貫して降伏に等しいとして拒否してきた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこの日、トルコを電撃訪問し、ドナルド・トランプ米政権との和平プロセス再開を試みたものの、同行予定だった米国特使が訪問を取りやめたことで成果は得られなかった。
匿名の情報筋がAFPに語ったところによると、米国の和平案の草案には「ロシアが占領したクリミアおよびその他の地域の承認」や「ウクライナ軍の兵力を40万人に削減すること」が盛り込まれているという。さらに、ウクライナはすべての長距離兵器を放棄することになるという。
「重要な点は、これが本当にトランプ氏自身の意向なのか、それとも側近のものなのか分からないということだ」と情報筋は述べた。
一方で、ロシア側が見返りに何をするのかは「不明確」だという。
同日には、ロシア軍が西部テルノピリを攻撃し、26人が死亡したと報じられた。同市への攻撃としては、戦争開始以降で最悪規模の一つとなった。
国家非常事態庁は、3人の子どもを含む26人が亡くなり、18人の子供を含む92人が負傷したと発表している。(c)AFP
