中国から輸入の遊び砂にアスベスト混入 NZ・豪州で学校閉鎖
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【11月18日 AFP】ニュージーランドで18日、中国から輸入された子ども用の遊び砂の中にアスベストが含まれていたことを受け、学校閉鎖が相次いだ。同国の教育省が発表した。
オーストラリアとニュージーランドではここ数日、この汚染された製品を使用しているかどうか、多くの学校が急ピッチで確認を進めている。
ニュージーランドでは、遊び砂を特定して除去するため、40の学校や保育施設が閉鎖されたと、教育省の報道官が明らかにした。
オーストラリアでは17日、70以上の学校が閉鎖された。
職場の健康および安全を監督するワークセーフ・ニュージーランドによると、遊び砂の一部がクリソタイル・アスベスト(白石綿)に汚染されていた。「この砂製品は中国から輸入されたとされ、教室での活動や、家庭での装飾やクラフト用途に使用される可能性がある」と説明した。
アスベストは自然に存在する鉱物繊維で、耐熱性があるためかつて建設に広く使用されていた。しかし、研究により、クリソタイル・アスベスト繊維への長期的な曝露と肺がんとの明確な関連が見つかっている。
オーストラリアの製品安全監視機関は、これまでの検査で吸入可能な繊維は検出されておらず、リスクは低いとの見方を示した。
「現在の状態では、砂が粉砕や粉末化などの機械的手段で処理されない限り、吸入可能なアスベスト繊維が放出される可能性は低い」と述べた。(c)AFP