【11月14日 AFP】スイスのグリュイエールチーズが13日、46か国から出品された5000以上のライバルを退け、2025年ワールドチーズチャンピオンに輝いた。

スイスの首都ベルンで開催されたワールドチーズアワードで、ベルクカセライ・フォルデルフルティゲンが製造した18か月熟成のグリュイエールチーズ「フォルデルフルティゲン・スペツィアル」がタイトルを獲得した。

グランドファイナルの審査員ペリー・ウェイクマン氏は、このチーズについて「人々をチーズに夢中にさせるようなチーズだ」と語り、「大きな古いチーズだ。多くの要素が詰まっている。テクスチャーは美しく、割るときに硬く、内部の結晶はとても繊細だ」と評した。

このコンテストは1988年に英国を拠点とするギルド・オブ・ファインフードによって創設され、今回初めてチーズ愛好国であるスイスで開催された。グリュイエールチーズがチャンピオンに選ばれたのは6回目。(c)AFP/Elodie LE MAOU