ロシア大統領府、ラブロフ外相がプーチン氏の不興を買ったとの不和説を否定
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【11月11日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン)は10日、セルゲイ・ラブロフ外相(75)が長期間公の場に姿を見せていないことから生じた同氏がウラジーミル・プーチン大統領の不興を買ったとの不和説を否定した。
ラブロフ氏の去就に関する臆測は、マルコ・ルビオ米国務長官との緊迫した電話会談が報じられ、プーチン氏とドナルド・トランプ米大統領の首脳会談が中止に追い込まれたことを受けて浮上した。
ラブロフ氏は、先週行われた注目度の高いテレビ会合に欠席したことで注目を集めた。また、今月南アフリカで開かれる20カ国・地域(G20)の会合のロシア代表にも指名されていなかった。この会合では通常、ラブロフ氏がプーチン氏の代理を務めている。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は不和説に関するAFPの質問に対し、「これらの報道は全て全くの誤り」であり、ラブロフ氏は引き続き職務を遂行していると回答。
「適切な公の行事で、彼の姿を見ることになるだろう」と付け加えた。
ロシア政界の重鎮であるラブロフ氏の在任期間は21年で、プーチン政権の閣僚で最長となっている。
ロシア外務省のウェブサイトによると、ラブロフ氏が最後に公の場に姿を現したのは10月28日のライブイベントだが、それ以降もビデオインタビューが公開されている。
皮肉なユーモアと時に下品な発言で知られるラブロフ氏は8月、トランプ氏と首脳会談に臨んだプーチン氏に同行し、「USSR(ソビエト社会主義共和国連邦)」と大きく書かれたシャツを着てメディアのインタビューに応じた。(c)AFP