【11月10日 AFP】タイ政府は9日、国境付近で地雷が爆発し兵士2人が負傷したことを受け、隣国カンボジアとの停戦協定の履行を停止すると発表した。

停戦協定は先月、ドナルド・トランプ米大統領の仲介の下、敵対行為を恒久的に終結させることを目的に締結された。

タイ陸軍によると、シーサケート県で起きた地雷の爆発で兵士1人が脚に重傷を負い、もう1人も爆風で胸部を負傷したという。

タイ政府のシリポン・アンカサクルキアット報道官は、兵士2人の負傷を受け、10月下旬にクアラルンプールで署名されたカンボジアとの停戦協定の履行を停止する方針を明らかにした。

アヌティン・チャーンウィーラクン首相は「安全保障上の脅威は緩和されたと思っていたが、実際にはそうではなかった」と述べた。

カンボジア当局は事件についてコメントを出していないが、過去に「国境沿いに新たな地雷を埋設した」とするタイ側の主張を否定している。

カンボジア国防省は9日、「平和への揺るぎない決意」を改めて表明していた。(c)AFP