韓国・蔚山の火力発電所でタワー倒壊、1人死亡 6人が閉じ込められる
このニュースをシェア
【11月7日 AFP】韓国・蔚山の火力発電所で構造物が倒壊して作業員1人が死亡し、6人が閉じ込められていると、7日に聯合ニュースが消防当局の情報として伝えた。
韓国東西発電の蔚山本部のボイラー塔が倒壊したのは、6日午後2時(日本時間同午後3時)ごろで、消防庁によると2人が救出され、7人が閉じ込められていた。
聯合ニュースは地元消防当局の発表として、「救助活動中に作業員1人が心停止で死亡が確認された」と報じた。
事故は、現在稼働を停止している火力発電所の解体準備中に発生したと報じられている。
韓国の金民錫(キム・ミンソク)首相は、すべての省庁に対し「利用可能な人員と装備を総動員し、閉じ込められた人々の救出を最優先とするよう」指示した。
首相官邸によれば、周辺住民の避難も進められている。(c)AFP