詐欺被害→全財産を失い、車で猫と1年半生活…韓国・20代男性、公営住宅に当選、再出発へ
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【11月06日 KOREA WAVE】韓国で6年前、詐欺の被害に遭って全財産を失い、車中で1年半も猫と生活していた韓国の20代男性が、公営賃貸住宅に当選し、新たな人生を踏み出した。
このほど男性は、不動産や住宅関連の情報を共有するオンラインカフェに青年向け賃貸住宅に当選したと喜びの投稿をし、これまでの過酷な生活を振り返った。
京畿道・水原(キョンギド・スウォン)でチョンセ(韓国の賃貸住宅保証金制度)の詐欺に遭った男性はその後、自家用車で生活。衣類は必要最低限に減らし、会社から支給された制服を活用して洗濯は週末にコインランドリーを利用した。
午前5時にジムへ行き、運動中にスマホを充電した後、シャワーを浴びて出勤する毎日。夕食は外勤の合間に外食し、夜はスタディカフェで勉強した。睡眠は車内の後部座席で脚を折り曲げて取った。夏は暑さ対策に苦労したという。
その過酷な車中生活を共にしたのは猫だ。男性は「猫は縄張り意識が強いから、車でも問題ないという獣医の助言を信じて育てていた。耐えてくれた猫に申し訳なく、そして感謝している」と語った。
現在、男性は地方で新生活を始め、韓国史検定試験で1級に相当する点数を獲得。今後は英語の国際公認試験や、コンピューター活用能力検定を受けながら公務員試験の準備をするという。
男性は「環境が人を変えるという言葉を実感している。温かい布団で眠れ、空腹でない今、少し気が緩んでいる。初心を忘れず、これからも努力して生きていきたい」と語った。
この投稿には「どんなことでも成功しそうな方だ」「つらかった分、これからは幸せになって」と、数多くの応援が寄せられている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News