【11月2日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ州政府は1日、国内で史上最多の死者数を出した麻薬組織の強制捜査で、1280万レアル(約3億7000万円)相当の武器を押収したと発表した。

10月28日に実施された大規模作戦では、二つのファベーラ(スラム)で少なくとも117人の容疑者と警官4人が死亡したと公式集計されている。

州政府はこの作戦中に、「一日で押収された軍用武器として最大級の規模」となる120丁の銃器を押収したと発表した。そのうち93丁はライフルだった。この作戦中には、弾薬、爆発物、薬物、軍用装備も発見された。

標的となったのは、国内最古かつ最強のギャングの一つで、最近リオの広範囲を掌握している麻薬組織「コマンド・ベルメーリョ(赤の司令部)」だった。

当局によれば、押収された武器の一部はアルゼンチン、ベルギー、ドイツ、ペルー、ロシア、ベネズエラなどの国外から流入したものだった。警察はその入手ルートを捜査するとしている。

一方でこの作戦は人権団体から非難を受けており、国連人権高等弁務官事務所が調査を進めている。遺族の一部は、即決処刑が行われたと訴えている。(c)AFP