イスラエル極右閣僚、パレスチナ人囚人を指さしながら「テロリストに死刑を」
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【11月1日 AFP】イスラエルの極右イタマル・ベングビール国家治安相は10月31日、イスラエル国旗の前で両手を縛られうつぶせに横たわるパレスチナ人囚人12人を指さしながら、カメラに向かって「テロリストには死刑を」と訴える動画を自身のテレグラムチャンネル投稿した。
ベングビール氏はイスラム組織ハマスの軍事部門イザディン・アルカッサム(カッサム旅団)の特殊部隊ヌフバに言及し、「この男たち、ヌクバは、子ども、女性、私たちの赤ん坊を殺すためにやってきた。彼らの今の姿を見てほしい」「しかし、まだやらなければならないことがある。テロリストに死刑を」と訴えた。
扇動的な発言で知られるベングビール氏は、11月9日までに「テロリストを死刑にする」自身の法案が国会(クネセト)で可決されなければ、ベンヤミン・ネタニヤフ首相率いる右派連合への協力をやめると警告した。
動画に添えられた長文のキャプションの中で、ベングビール氏は、イスラエルがハマス幹部を殺害した後、ハマスは2023年10月7日の越境攻撃でパレスチナ自治区ガザ地区に連行した人質を「拷問」したと主張している。
さらに、パレスチナ人囚人を過酷な環境で拘束していると自慢した。
「刑務所における革命を誇りに思う。建国以来、他に類を見ないものだ。かつて刑務所はサマーキャンプのようだったが、今は抑止力となっている。そこにもはや笑顔はない。私たちが消し去る」とつづった。
「私の刑務所で服役したテロリストに、もう一度刑務所に戻りたいかと聞いてみてほしい。彼らは恐怖し、震え上がるだろう。攻撃の件数は著しく減少している」と付け加えた。
ベングビール氏は8月、イスラエルの拘束下にある最も著名なパレスチナ人被拘禁者、マルワン・バルグーティ受刑者と対峙(たいじ)する場面を映した動画を公開した。(c)AFP