米国で実験用アカゲザルが脱走 ウイルス感染の有無で懸念
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【11月3日 CGTN Japanese】AP通信など米国の複数メディアが伝えたところによると、米ミシシッピ州の州道59号線で現地時間10月28日、サルを輸送中のトラックが横転し、積載されていたサルが逃走しました。その後、地元警察は、「逃走したサルのうち1匹を除きすべて射殺された」と声明を発表し、サルが「攻撃的だ」と警告しました。しかし、トラックが積載していたサルの正確な数や、実際に射殺されたサルの数について、現時点ではわかっていません。
また報道によると、トラックが輸送していたサルは、アカゲザルとのことです。アカゲザルは通常体重が16ポンド(約7.7キロ)で、世界的に医学研究で最も広く使用されている実験動物の一種です。これらのサルはもともと米ルイジアナ州ニューオーリンズにあるトゥーレン大学国立バイオメディカル研究センターで飼育されていたもので、同センターは研究機関に研究用の霊長類をしばしば提供しています。これらのサルを輸送していた責任者や目的地は現段階で明らかになっていません。
警察側は、射殺されたサルが「ヘルペスを含む疾病」にかかっていると発表しましたが、トゥーレン大学の関係者は「感染性はない」とこれを否定し、現地の法執行部門と協力していると表明しました。ミシシッピ州野生生物・漁業部門の職員もすでに現場に向かったとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News