英ロンドンで刺殺事件、容疑者は難民
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【10月29日 AFP】英警察は28日、ロンドン西郊アクスブリッジで1人が死亡、2人が負傷する刺殺事件が発生し、容疑者の男を逮捕したと発表した。テロの可能性は排除している。
容疑者について、英メディアはアフガニスタン国籍と報じているが、内務省は2022年から英国に合法的に居住している外国人とのみ明らかにしている。
ロンドン警察によると、49歳の男性は現場で死亡が確認され、45歳の男性が重傷を負った。14歳の少年も負傷したが命に別条はないという。
ジル・ホースフォール警視正は声明で、この事件を「衝撃的で無分別な暴力行為」と表現した。
声明によると、警察はこの事件をテロとはみなしておらず、容疑者と被害者らの間に何らかの関係があるかどうかを捜査しているという。
内務省によると、容疑者は2020年にトラックで英国に入国し、2022年に難民認定された。
ソーシャルメディアで虚偽の情報が出回っていたが、容疑者は当局が提供したホテルその他の宿泊施設に滞在していなかったと内務省は述べている。
英国ではここ数か月、エチオピア人の男が14歳の少女と成人女性に性的暴行を加えた事件を受け、難民認定申請者を収容するホテルが怒りの反移民デモの標的となっている。
エチオピア人の男は有罪判決を受けたが、この事件をきっかけに反移民感情がさらにあおられ、英国では抗議デモや暴動、ソーシャルメディア上の扇動的なメッセージ投稿などが相次いでいる。(c)AFP