【10月29日 AFP】隣人をレイプ・殺害した罪で死刑判決を受けた男が28日、米フロリダ州で薬物注射により死刑を執行された。

フロリダ州矯正局によると、上訴を取り下げたノーマン・グリム死刑囚(65)は午後6時14分(日本時間29日午前7時14分)、レイフォードにある州立刑務所で死刑を執行された。

グリム死刑囚は1998年、隣に住む41歳の弁護士シンシア・キャンベルさんに性的暴行を加えて殺害。2000年に死刑を言い渡された。

米国では今年これまでに41件の死刑が執行され、43件を執行した2012年以来最多となっている。

執行件数が最も多いのはフロリダ州で15件。次いでテキサス州とアラバマ州がそれぞれ5件となっている。

今年執行された死刑のうち、34件は薬物注射、2件は銃殺、5件は窒素吸入(窒素ガスをフェースマスクに注入して死刑囚を窒息死させる方法)により執行された。

窒素吸入による死刑執行は、国連の専門家によって残虐かつ非人道的だと非難されている。

死刑は全米50州のうち23州で廃止、カリフォルニア、オレゴン、ペンシルベニアの3州では執行が一時停止されている。

ドナルド・トランプ大統領は死刑を支持しており、就任初日に「特に凶悪な犯罪」に対する死刑適用の拡大を求めた。(c)AFP