【10月24日 AFP】韓国の統一部長官は24日、米国のドナルド・トランプ大統領が訪韓に際し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記と会談を行う「かなりの」可能性があるとの見方を示した。

トランプ氏は29日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)フォーラム出席のため韓国を訪れる予定となっている。米メディアによれば、トランプ政権の関係者は非公式に、2019年以来となる金委員長との会談の設定について協議しているという。

鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官は記者団に対し、「北朝鮮は米国に注目しているようで、さまざまな兆候が会談の可能性がかなり高いことを示唆している」と述べた。

トランプ氏は今年中にも金委員長と再会したいとの意向を示している。

金氏は先月、「トランプ氏に対して個人的に良い思い出を持っている」と語り、米国側が「妄想的」な核兵器の放棄要求を撤回すれば、対話に応じる用意があると述べていた。

金氏とトランプ氏の最後の会談は、2019年に南北軍事境界線にある板門店の共同警備区域(JSA)で行われた。

両者の会談について公式な発表はないものの、韓国と国連軍司令部(UNC)は10月下旬から11月上旬にかけてJSAの観光を一時停止している。

鄭長官によれば、北朝鮮側では今年初めてJSA周辺の整備作業が確認されており、清掃や雑草除去、花壇の手入れ、板門店周辺での写真撮影などが行われているという。(c)AFP