【9月22日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は、米国が北朝鮮に核兵器の放棄を求めなければ、米国との対話に応じる考えがあると述べた。また、ドナルド・トランプ米大統領に対して「良い思い出がある」と語った。国営朝鮮中央通信(KCNA)が22日に伝えた。

金氏は「米国が非核化への妄想的な執着を捨て、現実を認識した上で本当に我々との平和共存を望むならば、会わない理由はない」と最高人民会議(国会)で演説し、「我々は決して核兵器を放棄しない」と語った。

演説で金氏は「今でも、現米国大統領であるトランプ氏に対して個人的に良い思い出を持っている」とも述べた。両氏はこれまで3回の首脳会談を行っている。(c)AFP