男性を生きたまま焼き殺した男の死刑執行、窒素吸入で 米アラバマ州
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【10月24日 AFP】コカインの代金200ドル(現在のレートで約3万円)を支払わなかったとして、男性を生きたまま焼き殺し殺人罪で死刑判決を受けた男が23日、米南部アラバマ州で窒素吸入(窒素ガスをフェースマスクに注入して死刑囚を窒息死させる方法)により死刑を執行された。
アラバマ州矯正局によると、アントニー・ボイド死刑囚(54)は中部時間午後6時33分(日本時間24日午前8時33分)、アトモアの州立刑務所で死亡が確認された。
一貫して無罪を主張してきたボイド死刑囚は1995年、グレゴリー・ヒューグリーさん(32)を殺害した。
ボイド死刑囚は他の3人の男と共に、コカインの代金200ドルを支払わなかったヒューグリーさんに銃を突きつけて拉致。
野球場に連れて行き、ダクトテープで縛りガソリンをかけた上で、火を付けた。
ボイド受刑者は、共犯のクインテイ・コックス受刑者の証言に基づいて有罪判決を受けた。コックス受刑者は死刑を免れた。
米国では今年これまでに40件の死刑が執行され、43件を執行した2012年以来最多となっている。
執行件数が最も多いのはフロリダ州で14件。次いでテキサス州とアラバマ州それぞれが5件となっている。
窒素吸入による死刑執行は、国連の専門家によって残虐かつ非人道的だと非難されている。
死刑は全米50州のうち23州で廃止、カリフォルニア、オレゴン、ペンシルベニアの3州では執行が一時停止されている。
ドナルド・トランプ大統領は死刑を支持しており、就任初日に「特に凶悪な犯罪」に対する死刑適用の拡大を求めた。(c)AFP