トランプ氏の現状の戦線での停戦案は「良い妥協案」 ゼレンスキー氏
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【10月23日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は22日、ドナルド・トランプ米大統領が示した現状の戦線を交渉の基盤とするロシアとの停戦案について、支持を表明する一方、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がこれを受け入れるかどうかは分からないと述べた。
ノルウェーの首都オスロへの短時間の訪問中、ゼレンスキー氏は記者団に対し、「(トランプ氏に)『現状の戦線から対話を始めよう』と提案された」「良い妥協案だと思うが、プーチン氏が支持するかどうかは分からない。トランプ大統領にもそう伝えた」と述べた。
ロシアが2022年に開始したウクライナへの全面侵攻を終結させる試みは、再び行き詰まっているようだ。
ここ数日、トランプ氏はロシアとウクライナ両国に対し、現状の戦線での停戦を強く求めている。(c)AFP