【10月19日 AFP】フランス・パリのルーブル美術館で19日、数人組の強盗が開館直後に押し入り、宝飾品数点を奪って逃走した。関係者や当局が伝えた。美術館は臨時閉館となり、警察が犯人の行方を追っている。

ラシダ・ダティ文化相は「今朝、ルーブル美術館の開館時に強盗事件が発生した」とX(旧ツイッター)に投稿し、負傷者は報告されていないと述べた。

警察によると、犯人は家具を移動させるはしごを使って館内に侵入。電動工具なども使い宝飾品を奪った。犯行時間は、わずか7分程度だったという。

その後、盗まれて損傷した冠が美術館の外で見つかったと、関係者がAFPに語った。

被害品目や総額は不明だが、盗まれたのは「非常に貴重」な品々だとローラン・ヌニェス内相は語った。(c)AFP