【10月19日 CGTN Japanese】中国東部の浙江省杭州でこのほど開催された2025年中国国際ネット文学週間で発表された「中国ネット文学国際発信報告(2025)」によると、中国ネット文学の海外アクティブユーザーは約2億人に上り、200以上の国と地域をカバーしていることが分かりました。

2024年末時点で、中国のネット文学作品は3300万点を超え、題材はリアリティーやSFなど多様なジャンルに及んでいます。豊かで優れた内容が世界進出の堅固な基盤となります。

ネット文学の海外進出をけん引する重要なエンジンの一つは急成長する人工知能(AI)技術で、オンライン翻訳が海外発信の主な方式となります。中国で多くのネット文学プラットフォームは海外サイトを開設し、オンライン翻訳を実現することで、全世界のファンがリアルタイムで閲覧することにつながっています。

中国ネット文学の海外市場での売上高は2024年に48億1500万元(約1021億円)に達しました。アジアは最も強固な市場で、全世界アクティブユーザーの約8割を占めており、世界市場シェアの半分以上を占めています。

ネット文学を原作として改編されたテレビドラマ『司藤』に登場する一風変わった中国の風景と漢服は、「優雅な東方の美」と称賛され、『長月燼明』は敦煌の要素を取り入れたことで、タイなどで人気を集めています。中国作家協会ネット文学センターの何弘主任は、「初期段階のネット文学の海外進出は翻訳文が中心だったが、今ではIPのマルチ端末連動、映画化とドラマ化、中外合作作品、海外ローカライズ創作エコシステムの構築へと進化し、グローバルな文化消費の新たなシーンを形成している」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News