【10月16日 AFP】女子テニス、木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップスは15日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードの大坂なおみは7-6(8/6)、3-6、6-2でスーザン・ラメンス(オランダ)を下し、負傷と感情を乗り越えて涙をこらえながら、準々決勝進出を決めた。

3年ぶりの母国大会に臨んでいる大坂は、次戦でジャクリーヌ・クリスティアン(ルーマニア)と対戦する。

第3セットでゲームカウント5-0とリードした大坂は、左脚の治療のためのメディカルタイムアウトを要した。太ももにテーピングを施して戻った大坂は2ゲームを落としたものの、2時間20分で試合を締めくくった。最後にバックハンドでウイナーを決めた後は、顔に手を当てて涙をこらえるような様子だった。

試合後に大坂は、「感情面でいろいろなことを経験した」「第3セットでは後悔しないように最善を尽くした」と述べた。

痛み止めを服用したと話した大坂は、けがについて「良くない」としつつ、「良くないけれど、私は早く治るタイプだから、次の試合には間に合うんじゃないかと思う」と続けた。(c)AFP