【10月14日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は13日、エジプトで開かれたパレスチナ自治区ガザの戦闘終結と和平を協議する首脳会議に出席し、ガザ停戦に関する文書に署名した。

紅海沿いのリゾート地シャルム・エル・シェイクで開催されたガザ和平会議には、中東や欧州などから20か国以上の指導者が参加した。

署名された文書では、参加国が「地域における包括的な平和、安全、そして共に繁栄するビジョンを追求する」とし、「ガザ地区における包括的かつ持続可能な和平の取り決めの進展」を歓迎した。

トランプ氏は「誰もが不可能だと言っていたことを成し遂げた」と会議で演説し、「ついに、中東に平和が訪れた」と語った。

トランプ氏が提案した和平計画の「第1段階」として、停戦発効後にイスラム組織ハマスは拘束していた人質を引き渡した。

「第2段階」について問われると、トランプ氏は、「我々にとってはすでに始まっている」と述べ、和平計画の進展に意欲を示した。(c)AFP