【10月12日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は11日、ドナルド・トランプ米大統領と電話会談を行い、「中東のように」ウクライナとロシアの和平を仲介するよう要請した。

ゼレンスキー氏は「ドナルド・トランプ大統領と電話会談を行った。非常に前向きで生産的なものだった」とフェイスブックに投稿した。

ゼレンスキー氏は、トランプ氏が提案したガザ和平計画を「素晴らしい」と評価し、中東和平の進展に祝意を述べた。

その上で、「ある地域で戦争を止められるなら、他の戦争でも止められるはずだ。ロシアの戦争も含めて」とゼレンスキーは述べ、トランプ氏がロシアに停戦交渉を促すよう期待を示した。

トランプ氏は、ウクライナでの紛争終結に向けた合意を求めて、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を米アラスカ州に招くなど、精力的な外交を展開しているが、ロシアは空爆などの攻撃を続けている。(c)AFP