米政府閉鎖の影響拡大、LA近郊空港で管制官不在に 州知事
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【10月7日 AFP】米カリフォルニア州の空港が6日夜、航空管制官不在となったとギャビン・ニューサム知事が明らかにした。米政府機関の一部閉鎖の影響が広がっている。
ロサンゼルスと全米各地を結ぶハリウッド・バーバンク空港では、資格を持つ管制塔スタッフが約6時間不在になるとニューサム知事はSNSで述べた。
同氏はX(旧ツイッター)に「ありがとう、@realDonaldTrump!」と投稿し、「バーバンク空港はきょう午後4時15分から午後10時まで、あなたの政府閉鎖のせいで航空管制官がゼロだ」と批判した。
米連邦航空局(FAA)は、同空港への出発便が約2時間半遅れていると発表。「BURタワーATCゼロ(=バーバンク空港の管制塔に管制官がいない状態)。スタッフ不足のため運航率低下」と通告した。
放送局ABC7は、空港での取材で管制塔が無人になることが確認されたと報道。スタッフによると、バーバンク空港の管制業務はサンディエゴのチームが代行し、離着陸するパイロットと交信するとしている。
空港の広報担当者はAFPへの声明で「運航は継続している」と説明。「利用者には、空港に向かう前に航空会社に運航状況を確認するよう呼びかけている」と述べた。
政府機関の一部閉鎖が全米で2週目に入り、トランプ前政権下の共和党と民主党の対立が続いている。多くの連邦職員は強制的な一時帰休となり、給与の支払いが停止されている。
一方、航空管制官のように「重要業務」に従事する職員は、給与が支払われないまま勤務を続けることが求められている。政治評論家の間では、この「善意」に頼る体制はいずれ限界を迎え、給与が支払われない状況下で職員が欠勤を申し出るのは時間の問題だとの見方が出ている。(c)AFP