【10月6日 AFP】イスラエルは6日、パレスチナ自治区ガザ地区に向かっていた「グローバル・スムード船団」に参加し、拘束されていたスペイン人28人を、同日中に帰国させる予定だと、スペインのホセ・マヌエル・アルバレス外相が明らかにした。週末にはすでに21人が帰国している。

アルバレス氏はカタルーニャ・ラジオの番組で「きょう、イスラエルに拘束されているスペイン人船団メンバー28人がイスラエルを離れる予定だ」と述べた。

プライバシーの理由から詳細には触れなかったが、「全員ができるだけ早くスペインに到着できるよう取り組んでいる」と説明した。

船団にはスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんも参加しており、6日中にイスラエルを離れる見通し。多くの参加者はギリシャに送られ、そこから自国に戻る予定だと各国政府が明らかにしている。(c)AFP