【10月3日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2日、「欧州の軍事化」に対して「重大な」対応を取ると誓った。

ロシア南部ソチで行われた外交政策フォーラムに出席したプーチン氏は聴衆に対し、「われわれは欧州の軍事化の進行を注意深く監視している」とし、「ロシアの報復措置はすぐに取られるだろう。このような脅威に対する対応は非常に重大なものになる」と述べ、「ロシアが弱さや優柔不断を見せることは決してない」と付け加えた。

ウクライナへの侵攻開始以降、ロシアと欧州連合(EU)は関係は悪化している。

デンマークでの無人機侵入、エストニアやポーランドへのロシア戦闘機領空侵犯など、ウクライナ紛争が欧州の国境を越えて拡大する懸念が高まっており、EUは防衛力を強化してきている。

欧州が軍事費増加を正当化するために「ヒステリー」をあおっていると非難し、ロシアは脅威ではないと主張したプーチン氏は「落ち着きなさい」と述べた。

また、ロシアはウクライナで北大西洋条約機構(NATO)の同盟と戦っていると主張し、ドナルド・トランプ米大統領がロシアを「張り子の虎」と呼んだことをやゆした。

「われわれはNATO全体と戦争状態にあり、前進し、自信を持っているにもかかわらず、まだ張り子の虎と呼ばれるなら、NATO自身は何なのか?」

さらに、米国がウクライナに巡航ミサイル「トマホーク」を供給する可能性についてプーチン氏は、これがすでに悪化している米ロ関係をさらに深刻なものにすると述べた。(c)AFP